基礎研究(その1)
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19世紀までの自然科学は、「目に見える世界」、すなわちマクロレベルの科学であったといえます。(このことを様々な書籍を参考に学びました。)
物理学でいえば、古典力学、熱力学、電磁気学、相対性理論までの古典論といわれる時代です。この時代までは、「目に見える世界」の自然と向き合っていたといえます。
20世紀に入り、量子力学が芽生え、「学問としての量子力学」が確立しました。自然科学は、「目に見えない量子の世界」へと立ち入っていきます。量子力学の確立とともに、自然科学は加速的に発展していきます。
「理」の研究の視点から、まず、量子論が確立された時代までに自然科学が明らかにしてきたことを整理しておく必要があると考えます。
すなわち、基礎研究(その1)は、量子力学が確立された時代までに、「目に見える世界(現実世界)」と「目に見えない世界(量子世界)」で自然科学が解き明かしてきた「理」(原理、法則、つながり方)を整理することです。
この整理作業により、量子力学が確立されて以降、自然科学はどういう方向に、どれだけのスピードで発展してきたか、みえてくると思います。
量子力学が確立された時代までに、「目に見える世界(現実世界)」と「目に見えない世界(量子世界)」で自然科学が解き明かしてきた「理」(原理、法則、つながり方)を整理すること
