初歩からの宇宙の科学
タイトル: 初歩からの宇宙の科学
著者: 吉岡一男 著
出版社: 放送大学教育振興会
発行日: 2017.3
価格: 3400円

紹介
本書は、理系・文系を問わず、現代の天文学が得た宇宙の知見を理解してもらう入門書である。人間と宇宙との古くからの関わりに始まり、太陽系の新しいイメージ、多様な恒星の世界、恒星の集団形態や恒星の進化、銀河とその集団、そして宇宙の膨張に至る現代の宇宙の構造、及びそのような構造をとるに至った宇宙の進化について解説する。併せて、どのような理論と観測からこのような知見に至ったかもわかりやすく解説する。宇宙について現代の市民が教養として持つべき知識を把握・修得してもらうことが目標である。
目次
1.中世以前の天文学 2.近代までの天文学 3.現代までの天文学 4.地球と月 5.太陽とその影響 6.惑星の世界 7.太陽系小天体の世界 8.恒星の世界 9.多様な恒星 10.恒星の進化 11.天の川銀河とその発見 12.銀河とその種類 13.銀河の集団と大規模構造 14.相対性理論に基づく宇宙 15.宇宙の進化