rinokenkyu.com

ビジネスサイトを作って学ぶWordPressの教科書 : WordPressの第一人者による入門書の決定版!

カテゴリ: Docker

タイトル: イラストでわかるDockerとKubernetes

著者:  徳永航平 著

出版社:  技術評論社

発行日:  2024.3

価格:  2600円

書籍情報:  国会図書館  版元ドットコム  Amazon


イラストでわかるDockerとKubernetes

紹介

Dockerとkubernetesは、Webだけでなくさまざまなシステムで利用されています。OSの仮想化とは違う技術なので、エンジニアの皆さんもその本質を理解して、現場に応用していくのには意識を変えることが必要です。本書は、Dockerとkubernetesのしくみを筆者自らイラスト化しました。視覚的にわかるようになるので、その本質を理解しやすくなります。イラストで理解しながらコマンド入力をしてDockerとkubernetesの動作も試せる構成になっているので、本書は技術を身につける最短コースになっています。今回の改訂版でPodや各種コンテナランタイムなどの最新技術にもアップデート対応しました。

目次

■第1章 コンテナ技術の概要
1-1 コンテナを見てみよう
1-1-1 コンテナの実行
1-1-2 コンテナイメージ
1-2 コンテナ技術の基本的な特徴
1-2-1 軽量な実行環境
1-2-2 高いポータビリティ
1-2-3 巨大なエコシステム
1-3 本書で注目するDockerとKubernetes

■第2章  Dockerの概要
2-1 DockerによるBuild、Ship、Run
2-1-1 Build:コンテナイメージの作成
2-1-2 Run:コンテナの実行
2-1-3 Ship:レジストリを用いたコンテナの配布
2-2 いろいろなコンテナ実行方法
2-2-1 ホストとコンテナ間でのファイル共有やデータの永続化
2-2-2 コンテナのポートをホスト上で公開
2-2-3 Compose:複数のコンテナをまとめて管理
2-3 Dockerfile
2-3-1 Dockerfileの基本的な文法
2-3-2 マルチステージビルド
2-4 コンテナのレイヤ構造
2-4-1 コンテナイメージのレイヤ構造
2-4-2 コンテナイメージの中身を見る
2-4-3 コンテナのビルドとレイヤ構造
2-4-4 コンテナの実行時のレイヤ構造
2-4-5 レイヤ構造のイメージからのルートファイルシステム作成に用いられる要素技術
2-5 DockerのアーキテクチャとOCIランタイム
2-6 まとめ
Column Docker 25を用いてコンテナイメージの中身を見る


■第3章 Kubernetesの概要
3-1 Kubernetesの特徴
3-1-1 ファイルを用いた宣言的管理
3-1-2 広範なデプロイ形式のサポート
3-1-3 拡張性の高いアーキテクチャとそれを取り巻く開発者コミュニティ
3-2 Kubernetesクラスタとkubectl
3-3 Kubernetesにおける基本的なデプロイ単位「Pod」
3-3-1 Podとコンテナ
3-3-2 ラベルとアノテーション
3-4 アプリケーションのデプロイ
3-4-1 Deployment
3-4-2 StatefulSet
3-4-3 DaemonSet
3-4-4 JobとCronJob
3-5 設定項目とボリューム
3-5-1 ConfigMapとSecretによるアプリケーション設定の管理
3-5-2 Volumeによるストレージ管理
3-6 サービス公開
3-6-1 Serviceを用いたPodへのアクセス
3-6-2 Serviceを外部公開する
3-7 KubernetesのPodとCRIコンテナランタイム
3-7-1 kubeletによるPod管理
3-7-2 CRIランタイム
3-7-3 CNIプラグイン
3-7-4 kube-proxy
3-7-5 ノードコンポーネントの関係
3-8 まとめ

■第4章 コンテナランタイムとコンテナの標準仕様
4-1 コンテナランタイムの概要
4-1-1 Docker、Kubernetesとコンテナランタイムの関係
4-1-2 ランタイムの2つのレイヤ
4-1-3 CRIランタイム、OCIランタイムの連携とPodの作成の流れ
4-2 いろいろな高レベルランタイム(Docker互換ランタイム)
4-2-1 Docker
4-2-2 Podman
4-3 いろいろな高レベルランタイム(CRIランタイム)
4-3-1 containerd
4-3-2 CRI-O
4-4 いろいろな低レベルランタイム
4-4-1 runc
4-4-2 gVisor
4-4-3 Kata Containers
4-5 OCIの標準仕様
4-5-1 OCI Runtime Specification
4-5-2 OCI Image Specification
4-5-3 OCI Distribution Specification
4-6 runcを用いたコンテナ実行
4-6-1 コンテナイメージの取得とコンテナの「素」の作成
4-6-2 コンテナの実行
4-6-3 コンテナの停止、削除
4-7 実行環境作成に用いられる要素技術
4-7-1 namespace
4-7-2 cgroup
4-8 まとめ

著者プロフィール

徳永 航平  (トクナガ コウヘイ)  (著/文

日本電信電話株式会社ソフトウェアイノベーションセンタ所属。入社以来、コンテナとオープンオソースソフトウェア(OSS)に関する活動に従事。CNCF containerdのレビュワ、MobyプロジェクトのBuildKitメンテナを務めながら、コンテナイメージを高速に配布する技術(lazy pulling)に取り組む。また、コンテナランタイムに焦点をあてたコミュニティミートアップContainer Runtime Meetupを共同運営している。学生時代からの趣味は楽器演奏(トロンボーン)。


Bootstrap

© 2025 Study of Principles

© 2025 Study of Principles, Inc. All rights reserved.