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境界線上の「場」と現象

カテゴリ: 理の研究 2016年版

 「物質レベル」+「生命レベル」+「意識レベル」と
「目に見える世界(現実世界)」+「目に見えない世界(量子世界)」で5つの境界線ができます。(下図参照)
  
 この境界線上の「場」で量子レベルの何らかの相互作用が起き、目に見える形に顕在化したものが現実世界での現象と捉えることにします。
 この現象は、「物質レベル」で起こる①自然現象、「生命レベル」で起こる②生命現象、「意識レベル」で起こる③意識現象(知的、情的、心的現象も含む)、「社会レベル」で起こる④社会現象、そして「宗教レベル」で起こる⑤宗教現象です。
 
「物質レベル」「生命レベル」「意識レベル」は説明しましたので、ここでは「社会レベル」と「宗教レベル」について説明します。
 

社会レベル  意識を持つ生物は、意識をもつゆえに個体間で意思の疎通をはかっていると考えられます。この意思の疎通(コミュニケーション)を社会と呼ぶことにします。
 社会レベルでは、「社会のなかに原理や法則は存在するか」、「存在するとすればそれはどんなものであるか」を問う領域です。
宗教レベル  「生命レベル」+「意識レベル」と「物質レベル」の境界線は、生と死のやり取りのある境界線です。この「場」を宗教レベルと呼ぶことにします。
 宗教レベルでは、「生きるとはどういうことか」、「生命を失う(死ぬ)とはどういうことか」といった最も根本的な命題を問う領域です。

 


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