Google Workspaceではじめるノーコード開発〈活用〉入門 : AppSheetによる現場で使えるアプリ開発と自動化
タイトル: Google Workspaceではじめるノーコード開発〈活用〉入門 : AppSheetによる現場で使えるアプリ開発と自動化
著者: 守屋利之 著
出版社: 技術評論社
発行日: 2022.2
価格: 2680円

紹介
ノーコード/ローコード開発ツールは「Glide」や「Bubble」といったWebアプリを簡単に作成できるものから、IT大手の「Google AppSheet」「Microsoft Power Apps」「Amazon Honeycode」といったものまで拡がっています。Google社は2020年にAppSheet社を買収し、Google Workspaceのサービスにノーコード開発ツールとして組み込みました。また、現在進行形で機能拡張し、さまざまなサービスと接続できるようになりました。本書は、ノーコード開発に興味のある方から実業務での利用を考える担当者を対象に、実務でも利用できるサンプルアプリを素早く構築しながら、AppSheetによる開発手順のほか、できること・できないことが学べるように構成しています。実業務で利用するためにはユーザ数などによってライセンスが必要ですが、本書で取り上げるアプリはすべて無料で構築して試すことができます。
目次
■Chapter 1:Google AppSheetの基本&Workspaceとの連携を押えよう
~AppSheetの仕組みと利用するイメージ
1-1:Google Workspaceとは
1-2:AppSheetとは
1-3:AppSheetの仕組み
1-4:Google Workspaceとの連携
Column:AppSheet有償ライセンスのプラン
■Chapter 2:AppSheetアプリ開発の環境を準備しよう
~GoogleアカウントでAppSheetにサインイン
2-1:Googleアカウント(Gmail)を作成する
2-2:AppSheetにサインインする
Column:Expressionの入力・記載時の注意事項
■Chapter 3:[社員名簿アプリ①]開発の流れを理解しよう
~データを準備してアプリを自動生成
3-1:データを準備する
3-2:AppSheetにスプレッドシートを読み込む
3-3:AppSheet開発ツール(AppSheet Editor)
3-4:AppSheetが自動作成したアプリを見てみる
Column:Googleスプレッドシートの制限
■Chapter 4:[社員名簿アプリ②]アプリを完成させよう
~テーブル/View/Actionを設定してスマホで動作確認
4-1:社員名簿アプリの要件定義
4-2:テーブルを操作する
4-3:Viewを操作する
4-4:Actionを操作する
4-5:スマホでアプリを動かしてみる
4-6:アイコン(ロゴ)とアプリ名を変更する
Column:デプロイするとどうなるのか?
■Chapter 5:[カンバン式問い合わせ管理アプリ①]データを準備しよう
~アプリの要件とGoogleフォームの作成
5-1:アプリのイメージを理解する
5-2:Googleフォームで問い合わせ受付フォームを作る
5-3:AppSheetアプリ用のデータを準備する
5-4:AppSheetからスプレッドシートを読み込む
Column:カラムを追加したらリジェネレートする
■Chapter 6:[カンバン式問い合わせ管理アプリ②]細かく設定していこう
~テーブルのカスタマイズとAction/Sliceの作成
6-1:社員名簿テーブル
6-2:問い合わせテーブル
6-3:対応内容テーブル
6-4:Actionを作成する
6-5:Sliceを作成する
Column:ドロップダウンの作り方
Column:[is a part of]のオン/オフの違い
■Chapter 7:[カンバン式問い合わせ管理アプリ③]カンバン式に表示しよう
~3つのViewを合成
7-1:Viewの作成方針
7-2:未対応の問い合わせView
7-3:対応中の問い合わせView
7-4:対応完了の問い合わせView
7-5:問い合わせView(カンバン式)
7-6:新規問い合わせView
7-7:動作確認
■Chapter 8:[休暇申請アプリ①]データを準備しよう
~アプリの要件とデータの読み込み
8-1:アプリのイメージを理解する
8-2:AppSheetアプリ用のデータを準備する
8-3:AppSheetにスプレッドシートを読み込む
■Chapter 9:[休暇申請アプリ②]細かく設定していこう
~テーブルのカスタマイズとAction/Sliceの作成
9-1:社員名簿テーブル
9-2:有給休暇マスタテーブル
9-3:休暇申請テーブル
9-4:有給休暇マスタを仕上げる
9-5:Actionを作成する
9-6:Sliceを作成する
■Chapter 10:[休暇申請アプリ③]自動化処理を組み込もう
~Viewの作成とBOTによるメール送信の自動化
10-1:作成するView
10-2:My有休情報View
10-3:My申請状況View
10-4:My申請受付View
10-5:My部下有休情報View
10-6:休暇申請View
10-7:全有給休暇申請View
10-8:有給休暇マスタView
10-9:My申請受付_Detail View
10-10:BOTでメール通知機能を実装する
Column:関数一覧